ウタマロクリーナーの使用をやめた理由は?効果的な使用方法

ウタマロクリーナーは家中の掃除に使用できるので大変便利ですが、やめる事になってしまう要因もあります。

バスルーム、トイレ、キッチン、リビングルームなど、家の各部屋の清掃に役立つウタマロクリーナー。

ウタマロクリーナーが1つあれば、ほとんどの場所をきれいにすることができるため、多くの方が利用しています。

私自身も長年、この信頼できるクリーナーに助けられてきました。

しかし、最近ではウタマロクリーナーの使用を中止したという話を耳にすることが増えてきました。

中止した理由を調べてみると、フロアワイピングに使用するとベタベタするという意見が多かったです。

一方で、フロアワイピングにウタマロクリーナーを使用するとピカピカになり、気分が良いという声もあります。

今回は、ウタマロクリーナーの使用を中止した理由が本当にベタベタするだけが原因なのかを調査しました。

また、フロアワイピングを行う際のウタマロクリーナーの希釈方法も詳しく説明します。

希釈方法は他の場所でも応用可能なので、大掃除前にこの記事を読んで、試してみてください。

ウタマロクリーナーの使用を停止した理由?

ウタマロクリーナーの使用を停止した理由を調査してみると、やはり床を拭いた時にベタベタする感じがするという人が大多数でした。

しかし、他の場所をウタマロクリーナーで掃除してもベタベタする感じはありませんよね。

ウタマロクリーナーの使用方法に問題があるのでしょうか。

ウタマロクリーナーの適用方法は以下の3つの手順です。

1.油汚れや水アカなどの汚れた箇所に直接スプレー
2.頑固な汚れの場合は、約5分間放置
3.その後、布などで拭き取るだけです(2度拭きは不要です)

それほど複雑な使用方法ではなく、ウタマロクリーナー本体に記載されている通りに使用しているのに、床を拭くとベタベタな感じがします。

なぜそのような現象が起こるのでしょうか。

なぜベタベタな感じがするのでしょうか?

ウタマロクリーナーに含まれている界面活性剤の濃度が5%と、他のメーカーのフロアクリーナーと比較して高いことが原因です。

他の主要メーカーのフロア専用クリーナーの界面活性剤の濃度はほとんどが1%以下です。

ウタマロクリーナーの界面活性剤の濃度がかなり高いことがわかりますね。

界面活性剤は、石鹸、歯磨き粉、食器洗い用洗剤、シャンプー、衣類用洗剤など、さまざまな製品に使用されており、その安全性は高いです。

汚れを落とすためには欠かせない成分ですが、濃度が高いと、拭き取った後にスリッピーな感触が残ってしまいます。

ベタベタな感じがする場合、どう対処すればよいのでしょうか?

もし床を拭いてベタベタな感じがする場合、まずは希釈することが重要です。

二度手間になりますが、界面活性剤の濃度を下げるために水拭きを行ってください。

以前、ウタマロクリーナーを使用して床を拭いたところ、床がスリッピーな感じになってしまいました。

スリッパで歩いても足が滑る感じで、安全性が高い界面活性剤であるにも関わらず、何となく不快な感じがしました。

そこで、全体を水拭きして乾燥させることを繰り返し、ようやくスムーズな床に戻りました。

その時はリビング、ダイニング、キッチンの床掃除を行っていたので、非常に大変でした。

汚れは落ちてピカピカになりましたが、何度も床掃除を行うことになったので、腰も痛くなり、時間もかかり、大変な経験でした。

これからは床拭きには別のメーカーのクリーナーを使用しようかと考えていたところ、1回の床拭きでピカピカでスムーズな床にする方法を見つけました。

ウタマロクリーナーを適切に希釈する

床を一度できれいにし、さらに滑らかな感触を得るためには、使用前に適切に希釈する必要があります。これは非常にシンプルで、間違いのない手順です。特別な準備は必要ありません。

ウタマロクリーナーをどのように希釈し、床掃除にどのように使用するかについて詳しく説明します。

ウタマロクリーナーの希釈

ウタマロクリーナーを希釈するための最適な方法は、洗面器を使用することです。洗面器が手元にない場合は、バケツを代わりに使用することも可能です。

必要なもの

・洗面器またはバケツ
・水
・ウタマロクリーナー

希釈の手順

1.洗面器に水を入れる
2.水を入れた洗面器にウタマロクリーナーを2プッシュ入れる

この希釈したウタマロクリーナーを床掃除に使用します。

洗面器に溜めた水に2プッシュのウタマロクリーナーを加えると、概ね濃度が0.5%程度になります。

この濃度であれば、床掃除を行ってもベタつきが残らず、汚れをきれいに落とすことができます。

水の量は洗面器をいっぱいにする必要はなく、8割程度入れておけば十分です。

ウタマロクリーナーは特別に計量する必要はなく、2プッシュすれば良いだけなので、とても簡単です。

希釈した後の使用方法

希釈したウタマロクリーナーを使用する際には、雑巾やマイクロファイバーの布を湿らせて使用します。この方法は、汚れを最も効果的に取り除き、床をベタつかずに滑らかにすることができます。

ただし、布を希釈したウタマロクリーナーに浸した後は絞る必要があり、これにより手が濡れることが嫌だと感じる方もいるかもしれません。

そのような方には、希釈したウタマロクリーナーをスプレーボトルに移し替えて使用することをおすすめします。

スプレーボトルに移し替えたら、雑巾やワイパーなどに直接スプレーして拭き掃除を行います。

既に水で希釈してあるため、雑巾やワイパーを水で湿らせる必要はありませんが、ウタマロクリーナーが少なすぎると乾拭きになってしまうので、たっぷりとスプレーすることを忘れないでください。この方法で、床掃除がより効果的になります。

ウタマロクリーナーが適用できない床材

ウタマロクリーナーは非常に多目的で、多くの異なる表面で使用することができます。しかし、すべての床材に対して使用することが推奨されているわけではありません。

特に、水拭きが推奨されていない無垢材の床には使用しないでください。これらの床材は、水分によってダメージを受けやすく、ウタマロクリーナーの使用がシミや黒ずみを引き起こす可能性があります。

一方、塗装が施された木製の床材には、ウタマロクリーナーを安心して使用することができます。

したがって、床の材質とその特性を理解し、適切なクリーニング方法を選択することが重要です。これにより、床が長持ちし、見た目も良く保つことができます。

ウタマロクリーナーを使用する際の異なるアプローチ

これまで、ウタマロクリーナーを希釈して使用する方法を詳しく説明してきましたが、希釈せずに使用することが適切な場合もあります。

例えば、床に強固に付着した食べ物の残りやキッチンの床の黒ずんだ油汚れなど、特定の汚れをピンポイントで取り除きたい場合は、希釈せずに直接スプレーすることをおすすめします。

床全体の汚れを取り除くためには希釈したウタマロクリーナーを使用し、特定の範囲の汚れをピンポイントで取り除くためには原液を使用するという使い分けが効果的です。

ピンポイントで使用する場合でも、ベタつきが残る可能性があるため、スプレーする際はできるだけ汚れている部分だけに吹きかけるようにしてください。

そして、汚れが取り除かれたら、しっかりと水拭きを行うことが重要です。これにより、床がきれいで滑らかな状態を保つことができます。このように、ウタマロクリーナーの使用方法を適切に選択することで、最大の効果を得ることができます。

高価なのにすぐに使い切ってしまう

「高価なのにすぐに使い切ってしまう」という理由からも、ウタマロクリーナーの使用を止めたり、必要ないと感じる人がいます。ウタマロクリーナーは、一般的には500円/400mlで販売されており、詰め替え用は約300円/350mlとなっています。これらの価格は販売店により異なる場合があります。

他のクリーニング製品と比べて価格が極端に高いわけではありませんが、家の中の様々な場所で使用すると、あっという間に使い切ってしまうという感覚になることがあります。

特に、頑固な汚れに対処する際には、何度もスプレーを使用することがあります。その結果、ウタマロクリーナーを素早く使い切ってしまうことがあります。このような頑固な汚れに対処する場合、ウタマロパックの使用を考えてみてはいかがでしょうか。

「ウタマロパック」とは、フェイシャルマスクのように、汚れた部分にキッチンペーパーや他の柔らかい紙を貼り付けて掃除する特別な方法です。これは、特に頑固な汚れに対して効果的な方法です。

ウタマロパックの手順は以下の通りです。
1. 汚れている部分にウタマロクリーナーをスプレーします。
2. その上にキッチンペーパーやティッシュペーパーを貼り付けます。
3. それをしばらく放置します。この間に、クリーニング液が汚れを浮かせ、紙がそれを吸収します。
4. 最後に、貼り付けたキッチンペーパーやティッシュペーパーを取り除き、残った汚れを雑巾や布で拭き取ります。

ウタマロパックを使用することで、消費を抑えつつ、頑固な汚れにも効果的に対処することが可能になります。このように、製品の適切な使用方法を理解することで、価格と消費量のバランスを取ることができます。それにより、この製品の価値を最大限に引き出すことができるでしょう。

ウタマロクリーナーの使用方法とその利点について

ウタマロクリーナーの床掃除における最適な希釈方法について詳しく説明してきました。また、一部のユーザーがこの製品を使用するのをやめる理由が、床がベタつくことであることについても触れています。

ウタマロクリーナーは中性で、肌に優しい成分を含んでいるため、子供がいる家庭でも安心して使用することができます。

さらに、ウタマロクリーナーは洗剤特有のにおいがなく、ハーブ系の心地よい香りがするため、掃除中にマスクをする必要がありません。

床掃除だけでなく、キッチンの油汚れ、シンクの水垢汚れ、トイレ掃除、お風呂掃除など、家中の掃除がこの1本で完了するので、長年にわたり愛用しています。
床がベタつくという理由で使用をやめることがないように、今回の記事で説明した床掃除のための希釈方法をぜひ試してみてください。これにより、床掃除がより効果的になり、快適な生活空間を維持することができます。このように、適切な使用方法を選択することで、ウタマロクリーナーの最大の効果を得ることができます。