「この色、とっても素敵だけど自分に似合うのかな?」
お店でふと目に入った、深みのある美しい青緑色の服。手に取ってみたものの、合わせ方がわからなくて棚に戻してしまった経験はありませんか。
その色こそが「ブルーグリーン」。海のような深みと、森のような安らぎを併せ持つこの色は、大人の女性にこそ取り入れてほしいトレンドカラーなんです。
一見難しそうに見えますが、実は選び方ひとつで誰にでも似合う色でもあります。ファッションだけでなく、お部屋のインテリアに取り入れれば、忙しい毎日にふっと息抜きの時間をくれる癒やしの空間を作ることもできますよ。
この記事でわかること
- 「ブルーグリーン」と「ターコイズ」などの似た色との違い
- 【イエベ・ブルベ別】あなたを一番きれいに見せる色の選び方
- ユニクロやGUなどの普段着に合わせやすい配色テクニック
- お部屋がおしゃれに見えるインテリアでの取り入れ方
専門的な知識がなくても大丈夫。今日からすぐに実践できるポイントをわかりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブルーグリーンとはどんな色?定義と特徴
「ブルーグリーン」とひとことで言っても、実はかなり幅広い色味が含まれています。まずは、この色がどんな特徴を持っているのか、似ている色との違いを少しだけ整理しておきましょう。ここを知っておくと、ネットでお買い物をする時の失敗がぐっと減りますよ。
ターコイズ、ティール、青緑との違い
ブルーグリーンは、文字通り「青」と「緑」の中間に位置する色全般を指します。でも、よく似た名前の色がたくさんあって混乱してしまいますよね。代表的な色との違いをざっくりイメージしてみましょう。
- ブルーグリーン(青緑)
基本の色です。海の色のような、青と緑がバランスよく混ざった落ち着いた色合いを指します。 - ターコイズブルー
トルコ石のような色です。ブルーグリーンよりも明るく、鮮やかで、少し「空色」に近い爽やかさがあります。夏のイメージが強いですね。 - ティール(Teal)
最近ファッション誌などでよく見かける言葉です。「鴨の羽色(かものはいろ)」とも呼ばれ、ブルーグリーンを少し暗く、くすませたような深みのある色です。秋冬のニットなどでよく見かけます。 - ピーコックグリーン
孔雀(クジャク)の羽のような、鮮やかで青みの強い緑色です。華やかさを出したい時にぴったりです。
日常会話では、明るくて元気な印象なら「ターコイズ」、深くて大人っぽい印象なら「ティール」や「ブルーグリーン」と使い分けると伝わりやすいですよ。
ブルーグリーンの心理効果と色の意味
色が心に与える影響って、意外と大きいんです。ブルーグリーンには、青の持つ「冷静さ・知性」と、緑の持つ「安らぎ・調和」の両方の効果があると言われています。
たとえば、こんな気分の時におすすめです。
- 仕事や育児でイライラしてしまい、心を落ち着かせたい時(鎮静作用)
- 新しいアイデアが欲しい時や、クリエイティブな趣味に没頭したい時(創造性)
- 自分自身の時間を大切にしたい時(自立心)
また、風水などの観点でも「水(青)」と「木(緑)」の要素を持つため、「成長」や「発展」を促す色とされています。何か新しいことを始めたいママさんや、お子さんの勉強部屋のアクセントにも縁起が良い色なんですよ。
【クリエイター向け】カラーコード情報
もし、ご自身でブログのデザインをしたり、イラストを描いたりする趣味があるなら、以下の数値を参考にしてみてください。Webデザインなどで「きれいなブルーグリーン」としてよく使われる代表的な値です。
- Blue Green (JIS慣用色名)
Hex: #00A497 / RGB: 0, 164, 151 - Teal (Webカラーネーム:深みのある青緑)
Hex: #008080 / RGB: 0, 128, 128 - Turquoise (Webカラーネーム:明るいトルコ石色)
Hex: #40E0D0 / RGB: 64, 224, 208
【パーソナルカラー別】あなたに似合うブルーグリーンの選び方
「青緑色の服を着ると、なんだか顔色がくすんで見える気がする…」
そんなふうに感じたことがあるなら、それは色の「選び方」が少しだけズレていただけかもしれません。実は、ブルーグリーンは色味の微調整でイエベ(イエローベース)さんにもブルベ(ブルーベース)さんにも似合う万能カラーなんです。
ご自身のパーソナルカラーに合わせて、「似合うブルーグリーン」を見つけるコツをお話ししますね。
イエベ春・秋なら「黄み寄りのティール系」
肌に黄みを含んだ温かみのある「イエローベース(イエベ)」の方は、真っ青なブルーグリーンだと顔色が悪く見えてしまうことがあります。
イエベさんが得意なのは、緑色が少し強めに入った温かみのあるブルーグリーンです。
- イエベ春(スプリング)の方
明るくクリアな色が似合います。「アクアブルー」に近い、光を含んだような明るいターコイズ系を選んでみてください。顔周りがパッと華やかになりますよ。 - イエベ秋(オータム)の方
深みのある落ち着いた色が似合います。少しくすんだ「ダックブルー」や、黄みを感じる深い「ティールグリーン」がベストマッチ。大人っぽくてリッチな雰囲気が引き立ちます。
ブルベ夏・冬なら「青み寄りのシアン系」
肌に透明感があり、青みを含んだ「ブルーベース(ブルベ)」の方は、基本的に寒色系が得意なのでブルーグリーンは取り入れやすい色です。
ポイントは、できるだけ「青」に近い、涼しげな色を選ぶことです。
- ブルベ夏(サマー)の方
コントラストが強すぎると色が浮いてしまうので、少しグレーが混ざったようなソフトな色がおすすめ。雨上がりのアジサイの葉のような「ブルーイッシュグリーン」や、優しいパステル調のミントグリーン寄りの色が肌の透明感を上げてくれます。 - ブルベ冬(ウィンター)の方
はっきりとした鮮やかな色が似合います。宝石のような「ピーコックグリーン」や、黒に近いほど深い青緑など、コントラストの強い色を選ぶと、お顔のパーツがはっきりして凛とした美しさが際立ちます。
ヘアカラーに取り入れる際のポイントと色落ち
最近はインナーカラーやイヤリングカラーで、チラッとブルーグリーンを入れるのも人気ですよね。
日本人の髪はもともと赤みが強いため、きれいなブルーグリーンを出すにはブリーチが必要になることがほとんどです。美容師さんにオーダーする時は、以下のことを伝えてみてください。
- 「色落ちした時に汚い緑になりたくない」と相談する(青を濃いめに入れてもらうと、色落ちの過程できれいなシルバーっぽくなることがあります)。
- パーソナルカラーに合わせて、緑寄り(マット系)にするか、青寄り(アッシュ・ネイビー系)にするか決める。
色持ちを良くするコツ
色落ちして黄色っぽくなるのを防ぐには「紫シャンプー(ムラシャン)」が有効ですが、青みをしっかり保ちたい場合は「アッシュ系シャンプー」や、ブルー・グリーン系の「カラーシャンプー(ソマルカなど)」を使うのがおすすめです。髪色で遊ぶのは勇気がいるかもしれませんが、耳にかけた時にチラッと見える深い青緑色は、アクセサリー代わりになってとってもお洒落です。
ブルーグリーンをおしゃれに着こなす配色コーデ術
「自分に似合う色はわかったけれど、じゃあボトムスには何色を合わせればいいの?」
そんな疑問にお答えします。ブルーグリーンは存在感がある色なので、一見合わせるのが難しそうに見えますが、実はベーシックな色と相性抜群なんです。明日からのコーディネートにすぐ使える、おすすめの配色パターンを紹介しますね。
鉄板の組み合わせ(ホワイト・ブラック・グレー)
まずは失敗しない「モノトーン」との組み合わせです。忙しい朝、コーディネートに迷ったらとりあえずこれを選べば間違いありません。
- ホワイト(白)
一番爽やかで清潔感が出る組み合わせです。ブルーグリーンのニットに白のパンツやスカートを合わせると、パッと明るく春らしい印象になります。オフィスや学校行事など、きちんとした場面にもおすすめです。 - ブラック(黒)
モードで大人っぽい雰囲気が作れます。黒がブルーグリーンの深みを引き立ててくれるので、キリッと引き締まった印象に。冬のコートの中や、夜のお食事会などにぴったりのリッチな配色です。 - グレー
実は一番おしゃれに見えるのがグレー合わせです。特に明るめのライトグレーと合わせると、ブルーグリーンの強さが中和されて、優しく都会的なニュアンスが生まれます。「頑張りすぎないおしゃれ」を目指すならイチオシです。
アースカラー(ベージュ・ブラウン)でこなれ感を演出
少し周りと差をつけたいなら、自然界にある色同士である「アースカラー」を合わせてみましょう。
たとえば、ブルーグリーンのブラウスに、ミルクティーのようなベージュのパンツを合わせてみてください。海と砂浜のような自然なコントラストが生まれ、リラックス感のある優しい雰囲気になります。
また、秋冬なら濃いめのブラウン(チョコレート色)も素敵です。「チョコミント」のような配色は意外と相性が良く、レトロで可愛らしい印象になりますよ。
上級者向けの補色コーデ(オレンジ・イエロー系)
「今日のファッション、なんだか地味かも?」と思った時は、ブルーグリーンの反対色(補色)にあたる、オレンジやイエローを小物でプラスしてみましょう。
洋服同士で合わせると派手になりすぎてしまうので、あくまで「差し色」として使うのがポイントです。
- ブルーグリーンのワンピースに、マスタードイエローのバッグを持つ。
- テラコッタオレンジのパンプスを合わせる。
こうすると、お互いの色を引き立て合って、雑誌から出てきたようなハイセンスなコーディネートが完成します。
癒やしと洗練をプラスするインテリア活用法
お洋服だけでなく、毎日過ごすお部屋にもブルーグリーンを取り入れてみませんか?この色は「鎮静効果」が高いので、リビングや寝室など、リラックスしたい場所に置くのが特におすすめです。
壁紙(アクセントクロス)に取り入れて奥行きを出す
最近は、DIYで貼ってはがせる壁紙も増えてきましたね。もし壁の色を変えるなら、部屋の全面ではなく「壁一面だけ」をブルーグリーンにするアクセントクロスという手法がおすすめです。
ブルーグリーンは「後退色(寒色)」といって、実際よりも遠くにあるように見える性質があります。そのため、部屋の奥の壁にこの色を使うと、奥行きが生まれて部屋が広く見えるという嬉しい効果も期待できるんです。
北欧風のインテリアや、木製の家具とも相性ぴったりですよ。
ソファやカーテンで主役にする場合のバランス
ソファやカーテンなど、お部屋の中で大きな面積を占めるアイテムにブルーグリーンを使うと、一気に洗練された空間になります。
ただし、存在感が強いので、他の家具はシンプルにまとめるのがコツです。
- 床やテーブルは、明るめの木目調やホワイト系にする。
- ラグ(敷物)は、アイボリーやライトグレーなどの淡い色を選んで抜け感を出す。
こうすることで圧迫感を防ぎ、主役のブルーグリーンがきれいに映えるようになります。
観葉植物との相性は抜群
「家具を買い替えるのはちょっと大変…」という方は、観葉植物の鉢カバーや、ちょっとした雑貨で取り入れるだけでも十分です。
もともとブルーグリーンは「緑」の仲間なので、本物の植物(グリーン)との相性は最高です。植物の緑と、小物の青緑がグラデーションのようになり、お部屋全体に森の中にいるような統一感が生まれます。
デザインで使えるブルーグリーンの配色パレット
最後に、少し視点を変えて、ハンドメイドの作品作りや、SNSの画像作成、年賀状作りなどで役立つ配色のヒントを紹介します。「この色おしゃれ!」と思わせる組み合わせをピックアップしました。
清涼感のあるモダンな配色
清潔感や信頼感を出したい時に使える、スッキリとした組み合わせです。
- ブルーグリーン + ホワイト + シルバーグレー
夏のイベントのチラシや、ビジネス寄りの資料作成などでも使いやすい、知的なパレットです。
レトロ・クラシックな配色
どこか懐かしく、温かみのある組み合わせです。アンティークな雰囲気が好きな方におすすめです。
- 深めのティールブルー + マスタードイエロー + 生成り(ベージュ)
秋のメッセージカードや、落ち着いたカフェのような雰囲気を出したい時に使うと、グッと雰囲気が良くなります。
まとめ:ブルーグリーンを取り入れて日常をアップデートしよう
今回は、ブルーグリーンの定義から自分に似合う色の選び方、そして生活への取り入れ方までを紹介しました。
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- ブルーグリーンは青と緑の中間色。リラックス効果と知性を演出できる色。
- イエベさんは「黄み寄り」、ブルベさんは「青み寄り」を選べば必ず似合う。
- 迷ったら「白・黒・グレー」と合わせれば失敗しない。
- インテリアに取り入れると、部屋が広く見えたり癒やしの空間になったりする。
「ちょっと派手かな?」と心配になるかもしれませんが、ブルーグリーンは日本人の肌や、日本の住宅(木材)によく馴染む色です。
まずはネイルやスマホケース、クッションカバーなど、小さなアイテムからでも大丈夫。ぜひ毎日の生活に、この美しい色を取り入れてみてくださいね。ふとした瞬間に目に入るきれいな色が、あなたの心をちょっとだけ上向きにしてくれるはずです。

