洗濯中につい無意識にこぼしちゃった漂白剤。
うっかり服に付いてしまって、青くなっちゃった経験、ありませんか？
まさかの色落ちに、「えー、もう！」って思わず叫びそうですよね。
でも、諦めないでください。意外と救える方法があるんです！
大切な服の色落ちを諦める前に、いくつかの修復方法を紹介します。
目次
100均で見つけられる！色落ち修復の味方 布専用染色ペン
色落ちした服を諦める前に、まず布専用の染色ペン（布用マーカー）をチェックしてみましょう。このアイテムは、100円ショップやネット通販で手に入る便利グッズ。小さな色落ちを見事に目立たなくしてくれる優れものなんです。
- 小さな色落ち箇所に直接塗るだけ、使い方簡単！素人でもできる
- 黒や紺などの濃い色の服に特に効果的
- 洗濯にも耐える優れた耐久性
- 手軽に購入できる価格帯
- 家族の大切な服を救えるかも！
注意！すべての色落ちが修復できるわけではない
残念ながら、広範囲の色落ちや複雑な染色の服には、このペンでの修復は難しいかもしれません。範囲や状況によって対応方法は異なります。
プロのクリーニング店が提供する色落ち修復サービス
自分では難しいな、って思ったら、頼れるクリーニング店に相談してみましょう。プロの目で見てもらえば、案外救えるかもしれません。まずは近くのクリーニング屋さんに相談してみるのがおすすめです。
「色掛け」サービスを提供するクリーニング店では、プロの技術で服を蘇らせてくれるかもしれません。高度な染色技術と専門的な知識を駆使して、服の色落ちを修復します。
- 無料で診てもらえることも多い
- 服の素材や状態を専門家が判断
- あきらめかけた服が生き返るかも
- 意外と安い料金で修復できることも
- プロの技術を信じてみましょう
マジックペンは最終手段？注意点を知っておこう
油性マーカーでの応急処置は最終手段であり、完璧な解決策ではありません。洗濯で色が落ちたり、かえって目立つようになる可能性があるため、慎重に、自己責任で行いましょう。
知っておきたい！漂白剤の種類と色落ちのメカニズム
漂白剤と一口に言っても、実は種類によって性質が大きく違うんです。よく使われる塩素系と酸素系の漂白剤について、わかりやすくお話ししますね。
塩素系漂白剤：要注意の強力な漂白剤
塩素系漂白剤は、真っ白にしたい！という方に人気の漂白剤。でも、その強力な漂白効果は、色物の服には大敵なんです。
- 色物の服には絶対NG
塩素系漂白剤は、繊維の色素を分解してしまうため、色物の服に使うと即座に色落ちが起こります。白い服専用と考えましょう。
- 繊維へのダメージが大きい
タンパク質繊維や合成繊維を傷める可能性が高く、服の風合いも劣化させてしまいます。優しく扱いたい大切な服には向いていません。
- 色落ち修復が最も難しい
塩素系漂白剤で色落ちした服は、修復がほぼ不可能。そのため、使用する際は細心の注意が必要なんです。
酸素系漂白剤：優しい漂白力
酸素系漂白剤は、塩素系に比べるとずっと優しい漂白剤。色物の服にも使える可能性が高いんです。
- 色物にも比較的安全
酸素系漂白剤は、色素を分解せずに漂白するため、色物の服にも使いやすいと言われています。ただし、使用前には必ず試し洗いをしましょう。
- 繊維へのダメージが少ない
塩素系と比べて繊維を傷めにくく、服の風合いを保ちやすいのが特徴。赤ちゃんの服や デリケートな衣類にもおすすめです。
- 色落ちリスクが低い
適切に使用すれば、色落ちのリスクが塩素系よりもぐっと低くなります。ただし、完全にゼロというわけではないので注意が必要です。
次は気をつけよう！漂白剤との賢い付き合い方
予防が一番！次は同じ失敗を繰り返さないために、漂白剤の使い方をちょっとだけ気をつけてみましょう。慌てて使うと、せっかくの大切な服を台無しにしちゃいますからね。
- 服から離れたところで慎重に使う
漂白剤を使う際は、服から十分に離れた場所で作業しましょう。こぼれたり、飛び散ったりする可能性を最小限に抑えられます。作業台の上で、服からしっかり離れた場所で使用するのがポイントです。
- 子供の手の届かないところに置く
漂白剤は化学物質を含む危険な液体です。子供の好奇心は旺盛。誤って飲んだり、服にかけたりしないよう、高い場所や鍵付きの場所に保管しましょう。
- 白い服以外には絶対にかけない
色物の服には塩素系漂白剤を絶対に使用しないでください。たとえ少量でも、取り返しのつかない色落ちを引き起こす可能性があります。
- 使う前に説明書をしっかり読む
各メーカーの漂白剤は、使用方法や希釈率が微妙に異なります。説明書をしっかり読んで、正確な使用方法を確認しましょう。間違った使い方は、服を傷める原因になります。
- 専用の手袋をしてみましょう
漂白剤は肌にも有害です。ゴム手袋を着用して、直接肌に触れないようにしましょう。特に敏感肌の方は要注意です。
うっかり事故！即効対応テクニック
もしも服に漂白剤をこぼしてしまったら、慌てないでください。数秒が勝負です！すぐにできる簡単な対処法を紹介します。
- すぐに冷たい水で洗い流す
漂白剤がついたらすぐに冷水で洗い流します。温水は色落ちを加速させるので避けましょう。できるだけ早く、徹底的に水で洗い流すことが大切です。
- 家にある酢で中和してみる
酢は漂白剤の作用を中和できる可能性があります。少量の酢を漂白剤がついた部分に付けて、さらに冷水で洗い流してみましょう。
- 乾かす前に徹底的に水洗い
漂白剤が服に残っていると、乾燥後も色落ちが進行する可能性があります。十分に水洗いし、漂白剤を完全に除去することが重要です。
- 焦らず冷静に対応
パニックになると余計に失敗します。深呼吸をして、冷静に対処しましょう。慌てて乱暴に扱うと、余計に服を傷める可能性があります。
- 諦めるのは最後！まずは挑戦
すぐに諦めないでください。先ほどご紹介した方法や、布用カラーペン、クリーニング店など、まだまだ救う方法はたくさんあります。
