ピーク・エンドの法則-人はなぜそう思うのか?

ダニエル・カーネマン著作の「ファスト&スロー」
でピーク・エンドの法則を初めて知りました。

ピーク・エンドの法則(出典 wikipediaの情報)

ピーク・エンドの法則(ピーク・エンドのほうそく、英語:peak–end rule)とは、われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。ピーク以外の情報が失われることはないが、比較には使われない。それには喜びもしくは悲しみの総量、またその経験がどのくらい持続したかですらも含まれる。

例えば、レコードの最後の数秒が傷で雑音が酷い状態だったら、
それまで音楽を楽しんでいたにもかかわらず
嫌な記憶として残ってしまいますよね。

楽しんでいた時間が最後の数秒で帳消しになってしまう
これがピーク・エンドの法則と言われるもの。

今はレコード鑑賞する人が少なくなっていると思いますから、
別の例えで言うと、
楽しみにしていた漫画の連載が中途半端に終わった、
ゲームをしていたら突然電源が切れたなどですかね。

楽しんでいたという良い記憶が全て覆って、嫌な記憶になってしまうわけです。

人それぞれ嫌な記憶を思い返してみると、
心当たりが出てくると思います。

恋愛関係だったり、友人関係だったり、対人関係でも
ピーク・エンドの法則に合致する出来事がありませんか?

ピークがとても素晴らしいものであれば、
エンドがいくら酷くても多少はいい記憶として残ると思いますが、
ピークよりもエンドの方がより重要な気がします。
「終わりよければすべてよし」という言葉もありますしね。

商業的にピーク・エンドの法則を利用しているところも
あるでしょう。

ではなぜ人間はこのような法則に当てはまってしまうのでしょうか。

それはおそらく、子孫繁栄のためではないかと考えてしまいます。

というのも子育てというのは苦労の連続だからです。
それでも、子供が入学式や卒業式、結婚といった
人生の節目を迎えると、今までの苦労が報われたと思う人が
多いのではないでしょうか。

これはピーク・エンドの法則に当てはまっています。
苦労した時間が長期に渡っているにもかかわらず
子供はいいものだという記憶になります。

そしてこの事は、子供にも言い聞かされていきます。

ただ、日本では現在少子化になっていますけどね。

少子化は平均寿命が延びたことも影響しているかもしれません。
平均寿命が延びることは良いことなのですが、
それに伴っていろんな弊害が出てきたりもするんですよね。

雑記
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