「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」は以下の日程で巡回して開催されます。
鹿児島市立美術館:2024年9月27日(金)~11月10日(日)
京都展
京都市京セラ美術館:2025年4月25日(金)~9月7日(日)
愛知展
松坂屋美術館:2025年9月27日(土)~11月16日(日)
混雑状況・待ち時間
待ち時間や混雑状況は「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」公式サイトや
公式X(ツイッター)に掲載される可能性がありますからチェックしてください。
また、一般の方のTweetで混雑状況や待ち時間をチェックする場合は
「草間彌生展 混雑 OR 混み OR 待ち」
などのキーワードでX(ツイッター)検索してください。
検索キーワードを入力するのが面倒な場合は、
以下のリンクで検索結果を表示してください。
リアルタイムのX(ツイッター)検索結果を表示
草間彌生展の混み具合が分かるTweetが表示されます。
一部 草間展と無関係のTweetも含まれる場合があります。
Tweetがない場合は、それほど混雑していない可能性があります。
Googleマップでもリアルタイムの混雑状況や交通情報をチェックすることができます。
京都市京セラ美術館東山キューブの現在の混雑状況と周辺の渋滞状況はコチラ
曜日ごと(土曜・日曜・平日)の混雑する時間帯もチェックできます。
スマートフォンの場合は
「Google Maps(グーグルマップ)」アプリで表示しないと
混雑状況が確認できないようです。
https://support.google.com/business/answer/6263531?hl=ja
混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間は、Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーから集計した匿名データをもとに割り出されます。こうしたユーザーからの訪問データが十分に集まっていれば、お客様の店舗の混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間が表示されます。これらの情報はビジネス情報に手動で追加することはできず、お客様の店舗の訪問データが十分にある場合のみ表示されます。最新の訪問情報はリアルタイムで更新され、混雑する時間帯のグラフに重ねて表示されます。
Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーのみが対象になっているデータですが、ある程度は参考になると思います。
Googleマップの情報は草間彌生展だけの混雑状況ではなく、
京都市京セラ美術館東山キューブ全体の混雑状況です。
予想される混雑期間と比較的空いている日時
京都市京セラ美術館での草間彌生展は、人気作家の展覧会のため、多くの来場者が見込まれます。一般的な展覧会の傾向から、以下の時期は比較的混雑する可能性があります。
比較的混雑が予想される期間
- ゴールデンウィーク期間(4月29日~5月5日)
- 展覧会開始直後(4月25日~5月上旬)
- お盆期間(8月中旬)
- 土日祝日(特に午後の時間帯)
- 展覧会終了間近の時期
比較的空いている可能性がある日時
一般的に美術展では、以下の時間帯は比較的空いていることが多いです。
- 平日の開館直後(10:00~11:00頃)
- 平日の夕方(16:00~閉館前)
- 雨天の平日
開館直後は、一般的に美術館に最初に入場できるため、比較的人が少ない状態で作品を鑑賞できることが多いです。ただし、展覧会の人気や時期によって混雑状況は変わりますので、事前に公式サイトやSNSで最新情報を確認することをおすすめします。
所要時間
「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」で展示されている作品は約330点です。
音声ガイドの所要時間は約30分ですから、
混雑状況にもよりますがササッと観るのであれば
1時間ぐらいで鑑賞できるとは思います。
じっくりと鑑賞したい作品もあると思いますので
時間に余裕があるときに行くことをオススメします。
音声ガイドナビゲーターは声優の羽多野 渉さん。
音声ガイド貸出価格は650円(税込)
音声ガイドの詳細はコチラ
日によって混み具合が異なり、所要時間に差が出るため、リアルタイムで所要時間など時間に関係するTweetが表示されるリンクを掲載。
X(ツイッター)検索結果を表示
一部 所要時間と無関係のTweetも含まれる場合があります。
また、所要時間に関するツイートが無い場合もあります。
鑑賞スタイル別の所要時間目安
さっと見る(ハイライト中心) | 約60~90分 |
標準的な鑑賞(解説を読みながら) | 約90~120分 |
じっくり鑑賞(音声ガイド利用) | 約120~180分 |
詳細に鑑賞(メモを取りながら) | 約120~180分 |
特に「愛はとこしえ」シリーズや細密なエッチング作品など、じっくりと観賞したい作品も多いため、余裕を持った計画をおすすめします。また、京都市京セラ美術館の建築自体も魅力的なので、美術館周辺の散策時間も考慮するとよいでしょう。
効果的な鑑賞のコツ
草間彌生展をより深く楽しむためのポイントを紹介します。
- 前期・後期で作品が全点入れ替わるため、両方の時期に訪れると草間芸術の全貌を楽しめます
- 音声ガイドを利用すると、草間彌生の創作背景や各作品の意図を深く理解できます
- 最初に展示の全体像を把握してから、気になる作品にじっくり向き合うのがおすすめ
- 水玉のパターンや色彩の変化に注目すると、時代による表現の変遷が見えてきます
グッズ
「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」のグッズには公式図録,トートバッグ,ノートなどがあります。
草間彌生展のグッズ情報はコチラ
※転売目的の購入はお断りいたします。
開館時間・アクセス・駐車場
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
展覧会の開催期間:2025年4月25日(金)~9月7日(日)
※本展は前期・後期で作品を全点入れ替えます。
前期:4月25日(金)~6月29日(日)
後期:7月1日(火)~9月7日(日)
休館日:月曜日(ただし、4/28、5/5、7/21、8/11は開館)
開館時間:10:00~18:00
※最終入館は17:30まで
京都市京セラ美術館へのアクセス・地図・駐車場情報
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124
TEL:075-771-4334
https://kyotocity-kyocera.museum/access
最寄り駅
電車
・地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分
・京阪「三条駅」・地下鉄東西線「三条京阪駅」より徒歩約16分
※滋賀方面からお越しの方は、京阪・JR・地下鉄東西線「山科駅」から地下鉄東西線「東山駅」へのお越しが便利です。
市バス
・JR・近鉄・地下鉄「京都駅」から
A1のりば
5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
D2のりば
86系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
・阪急「京都河原町駅」から
Eのりば
46系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
Hのりば
5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
・京阪「三条駅」から
Dのりば
5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
楽天市場で買い物をしないという人でも、宿泊施設の他に高速バスや航空券のクーポン割引がありますので、取り敢えずチェックしてみるのもいいでしょう。
楽天トラベルのクーポンを日程・場所から検索ができるページは
https://travel.rakuten.co.jp/coupon/
また、楽天トラベルスーパーSALEが毎年3月、6月、9月、12月に開催されます。
このときは激安価格で国内外旅行ツアーが予約できたり、特別クーポンも発行されます。
東京・大阪に巡回して開催される予定はありません。
チケット
「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」のチケット料金
グッズ付きチケット
絹を素材にした京友禅職人による手染めのスマホ拭き「おふきmini」がついたお得なセット券。
当日一般 3,200円(前売り3,000円)
※予定数量に達し次第、販売を終了する場合があります。
※引換場所:ご来場当日、会場グッズ引換窓口でお引換えください。
前売り券・団体券
一般 | 2,000円 |
大学・高校生 | 1,200円 |
中・小学生 | 500円 |
ペアチケット | 3,800円 |
※前売券販売期間:2月28日(金)10:00~4月24日(木)23:59
当日券
一般 | 2,200円 |
大学・高校生 | 1,400円 |
中・小学生 | 600円 |
ペアチケット | 4,000円 |
※障害者手帳等ご提示の方は本人及び介護者1名無料(障害者手帳等確認できるものをご持参ください)
定価より安くチケットを入手したい場合は、
ラクマやヤフオクなどネットオークションに出品されていることもありますから、
チェックしてみてください。
ラクマの過去のデータを見ると招待券が1,900円ぐらいで落札されているようです。
ヤフオクの展チケット出品状況はコチラ
ラクマの展チケット出品状況はコチラ
メルカリの展チケット出品状況はコチラ
金券ショップでもチケットを販売している場合があります。
展覧会のチケットは会期終了間近になると安くなるケースが多いです。
展示概要
世界的に著名な前衛芸術家・草間彌生(1929~)の版画作品の魅力を紹介します。草間彌生は1993年の第45回ヴェネチア・ビエンナーレで日本代表として国際的な評価を得ましたが、それ以前から取り組んでいた版画制作が現在の高い評価につながる重要な要素となっています。
草間彌生が初めて版画作品を発表したのは1979年です。米国からの帰国後に制作した死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、これらの版画には色彩豊かで華やかなモチーフが表現されています。それまでの抽象的な表現に加え、南瓜やドレス、葡萄、花や蝶などの身近なモチーフが網目や水玉で構成され、鮮やかな色彩で表現されています。網目や水玉の増殖という創作の核心と、複製という版画の特性は必然的に結びついたと考えられます。
近年の草間作品には、浮世絵の木版画技法を用いた富士山の連作や、モノクロームの大型シルクスクリーン「愛はとこしえ」シリーズなどの特徴的な作品があります。
草間彌生の故郷・長野県松本市の松本市美術館が所蔵する世界最大級の草間コレクションから厳選された作品と作家蔵の作品を合わせた約330点により、草間彌生の版画芸術の魅力と発展の軌跡をご覧いただけます。
見どころ
Ⅰ わたしのお気に入り
草間彌生は1929年、長野県松本市の種苗業を営む家庭に生まれました。花園に囲まれた少女時代を過ごし、日々スケッチに励んでいました。優れた観察力とデッサン力で世界を舞台に活躍することを決意し、1957年、28歳で単身アメリカへ渡ります。約16年間、ニューヨークを中心に創作活動を行い、網目や水玉といった独自のイメージを確立しました。しかし健康上の問題から1973年に帰国します。この時期の作品には「死」を想起させるものが多く見られます。版画作品が登場したのもこの頃からで、死や苦悩を表現した作品とは対照的に、華やかなモチーフと豊かな色彩で生命力に満ちています。
代表作:
– 《靴をはいて野にゆこう》(1979年、シルクスクリーン)
– 《とかげ》(1989年、シルクスクリーン)
– 《ドレス》(1982年、リトグラフ、コラージュ)
Ⅱ 輝きの世界
草間は渡米後、1959年に「無限の網(ネット・ペインティング)」シリーズを発表し、画家として強烈なデビューを飾ります。1965年頃からは電飾と鏡を用いた立体作品「ミラールーム」などの光の彫刻作品を制作し始めました。合わせ鏡によって無限に増殖する明滅する光(水玉)は、草間の永遠のイメージを表現しています。
この輝きの世界は版画作品にも見られます。「無限の網」は心の中のイメージと視覚的・体感的経験の蓄積を整理し、シンプルな形に集約したものです。故郷・松本のせせらぎや、渡米時に飛行機から見た太平洋の揺らめきもその要素になっています。版画作品のラメの粒子による瞬きはそれらの記憶と共鳴しているのかもしれません。
代表作:
– 《帽子(Ⅰ)》(2000年、シルクスクリーン、ラメ)
– 《レモンスカッシュ(2)》(1999年、シルクスクリーン、ラメ)
Ⅲ 愛すべき南瓜たち
草間彌生は植物に囲まれて育ち、家の周りの畑でスケッチをする少女時代を過ごしました。特に南瓜をお気に入りとし、その愛らしい姿を何度も描いてきました。心の葛藤を昇華させた水玉や網目が、幼少期の記憶にあった植物と結びつき、南瓜などの身近なモチーフが水玉を纏うことで、鑑賞者は草間の表現に親しみやすくなったと思われます。草間と鑑賞者の心をつないだ南瓜は、今も草間芸術の代表的なイメージとして君臨しています。
代表作:
– 《赤かぼちゃ》(1992年、シルクスクリーン)
– 《南瓜》(1982年、シルクスクリーン)
Ⅳ 境界なきイメージ
草間は作品や空間全体を水玉や網目などの同じパターンで覆うことで、自身の内面から湧き上がるイメージの無限性を表現してきました。幼少期から共存を強いられた内的イメージを、芸術によって個性に昇華させることに成功しました。これは葛藤と分析を繰り返す長い闘いの末に得られた成果です。
常同反復によるイメージの増殖を創作の核とする草間と、複製芸術である版画の出会いは必然だったのかもしれません。それまでは画面上や同一空間でのイメージの増殖でしたが、版画の登場により、草間自身の手を離れた増殖が可能になったと言えるでしょう。
代表作:
– 《波(1)》(1998年、シルクスクリーン)
– 《朝の太陽》(1999年、シルクスクリーン)
Ⅴ 単色のメッセージ
シルクスクリーンやリトグラフは草間の原画をもとに刷師が版を作成しますが、エッチング作品では草間自身が銅板に線を描くため、より直接的なイメージの再現が可能です。指先のわずかな振幅や強弱も版に刻まれ、あえて補正せずに刷り上げられています。小さな銅板に込められた草間のイメージは、単色の表現によってより鮮明に浮かび上がります。
草間芸術の大きな転機には常にモノクロームの作品が生まれてきました。新たな表現に挑む際、まず形状を徹底的に追求し、イメージを完全に捉えた後に色彩が溢れ出します。確固たる形態があるからこそ、草間の色彩は豊かに広がることができるのでしょう。
代表作:
– 《水玉の集積》(1994年、エッチング)
– 《無限》(1953-1984年、エッチング)
Ⅵ 愛はとこしえ
「愛はとこしえ」は2004年から約4年かけて制作されたシリーズで、黒色のマーカーペンで100号のキャンバスに描いた50点を原画としたシルクスクリーン作品です。顔や目、植物など具体的なモチーフが前面に表現され、草間芸術の深遠さを示しています。
帰国後の版画作品によって保持された記憶は、「愛はとこしえ」によって表出しました。それは幼少期を過ごした故郷・松本の花園で想像した数々のイメージであり、草間の中に息づいていた大切な記憶だったのかもしれません。
このシリーズはその後のアクリル画「わが永遠の魂」シリーズへと繋がり、最新シリーズ「毎日愛について祈っている」へと発展していく近年の創作活動の起点となった重要な作品です。
代表作:
– 《愛はとこしえ(TAOW)》(2004年、シルクスクリーン)
– 《うるわしき夜(ABCTW)》(2005年、シルクスクリーン)
– 《朝のかがやき(TWHIOW)》(2007年、シルクスクリーン)
草間彌生(出典 wikipedia)
草間 彌生(くさま やよい、1929年〈昭和4年〉3月22日 – )は、日本の芸術家。長野県松本市出身。京都市立美術工芸学校(旧・京都市立銅駝美術工芸高等学校)絵画科卒業。
周辺の見どころと合わせた観光プラン
京都市京セラ美術館がある岡崎エリアには、多くの文化施設や観光スポットがあります。草間彌生展と合わせて訪れることで、より充実した京都観光が楽しめます。
徒歩圏内の見どころ
- 平安神宮(徒歩約5分)
- 岡崎公園(美術館隣接)
- みやこめっせ(徒歩約3分)
- 京都市動物園(徒歩約5分)
- 琵琶湖疏水記念館(徒歩約8分)
- 南禅寺(徒歩約15分)
草間彌生展の鑑賞と合わせて、岡崎エリアの散策も楽しむことをおすすめします。特に平安神宮の広大な庭園は、美術鑑賞後の心の整理にもぴったりです。
混雑状況・所要時間の情報収集に便利なリンク
- 「松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―」公式サイト
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