タッチパネルの仕組みは?
「タッチパネル」とは、指やペンが画面に直接触れることで、スマホ・iPhoneなどの操作を行えるパネル。
タッチパネルには抵抗膜方式と静電容量方式があります。
抵抗膜方式は、画面を指やペンなどで押した場所を電圧変化で検知します。
圧力がかかることで検知するため、手袋をした状態でも入力可能。
ニンテンドー3DSなどに採用されています。
静電容量方式は、画面に指で触れると発生する微弱な電流(静電容量)の変化をセンサーで検知し、位置を特定します。
多くのスマホ端末で採用されています。
静電容量方式のタッチパネルが反応しにくい人
指先が乾燥していると電流の変化が少なくなって反応が鈍くなります。
#チコちゃんに叱られる 歳を取ると指先が乾燥してスマホのタッチパネルが対応しない件、実は私も最近悩んでいたり。あ、年じゃないよ!ギター弾いているので指先にタコができて反応しなくなったのです。そのせいで何度ポケGOでしくじったことか。(-_-;) #ギタリストあるある
タッチパネルが反応しない原因
指の乾燥
特に冬になると、タッチパネルが反応しにくくなりイライラする人が増えてくるようです。
原因は空気が乾燥することで指先の水分量が減少し、電気を通しにくくするため。
水仕事をする時はゴム手袋を着用したり、ハンドクリームで指や手の乾燥を改善するようにしましょう。
指以外が画面に触っていると反応がおかしくなる原因になりますので確認してください。
ぎゅう~~っっ!
スマホのタッチパネルが反応しないとき、タップでも長押しでもなく、「強め押し」試したことありませんか?
タッチパネルは、指が触れると発生する微弱な電流で反応するので、強め押しはダメなんです💦
これからの季節は指先の乾燥対策が有効ですよ🙌https://t.co/DDz4twvBBI pic.twitter.com/OQL0HgWH26
保護シート
保護フィルムを貼ることでタッチパネルの感度が低下します。
また、保護シートが汚れていることでタッチパネルの反応が鈍くなっている可能性がありますので、保護フィルムを一度外して改善するか確認しましょう。
液晶の汚れ
液晶画面が汚れているとセンサーの認識を妨げます。
クリーニングクロスや液体クリーナーなどを使用して掃除しましょう。
液晶の傷
画面が割れているとセンサーが壊れている場合があります。
Androidはガラスとセンサーが一体化している端末が多いため、画面が割れるとタッチパネルが反応しなくなります。
iPhoneの場合はセンサーがガラスの下部にあるため、画面が割れてもタッチパネルが反応する場合があります。
起動しているアプリの負荷
起動しているアプリが多いとバッテリーやメモリの消費が増え、タッチパネルの反応が鈍くなることがあります。
バックグラウンドで起動しているアプリや待機状態のアプリを止めて、動作確認してください。
タッチパネルが濡れている
水滴などでタッチパネルが濡れていると、電流の変化をセンサーが検知しにくくなります。
クリーニングクロスなどで水分を拭き取ってください。
スマホの空き容量
スマホのストレージ空き容量が少なくなるとデータへのアクセスが遅くなり、タッチパネルの反応が悪くなったように感じることがあります。
キャッシュをクリアしたり、必要のないアプリを削除して空き容量を増やしてください。
また、SDカードが壊れている時も動作がおかしくなります。
バッテリーの劣化
バッテリーが劣化しているとパフォーマンスが低下することがあり、タッチパネルの反応が鈍くなったと感じることがあります。
また、バッテリーが膨張すると液晶に圧がかかり、タッチパネルが正常に動作しないことがあります。
この場合はバッテリーを交換してください。
手袋モード
タッチパネルに対応していない手ぶくろを付けたまま操作できる「手ぶくろモード」があるスマホの場合は、手袋モードをOFFにしてタッチパネルの反応を確認してください。
故障
スマホの内部に水が侵入すると基盤が故障してしまう可能性があります。
また、落としたときの衝撃でタッチパネルのセンサーが壊れてしまうことがあります。
Androidの対処法
再起動
電源ボタンの長押しで再起動。
スマートフォンの機種により長押しで強制再起動できない場合がありますので、マニュアルで確認してください。
セーフモードで起動
スマホにインストールされているアプリが原因の場合、セーフモードで起動するとタッチパネルが正常に動作します。
Android をセーフモードで再起動して問題のアプリを確認する
開発者向けオプションをオフにする
開発者向けオプションは「画面のタッチ動作」に影響を与える設定もあるため、設定をオフにしてタッチパネルの反応が改善しないかチェックしてください。
初期化
データが消えてしまいますので、最後の手段として試してみるのもいいでしょう。
Android デバイスを出荷時の設定にリセットする
iPhoneの対処法
スマホの画面を「オフ・オン」
「静電容量方式」のタッチパネルのスマホは、ディスプレイの「オフ・オン」をすると、スマホのガラス部の帯電量の再読み込みが行われるため反応が改善する場合があります。
iOSを最新バージョンへアップデート
iOSが古い状態では、最新バージョンのiOSに対応したアプリなどが原因でパフォーマンスが悪くなります。
そのためタッチパネルの動作に影響がでるケースがあります。
強制再起動
電源を入れ直すことでタッチパネルの動作が改善する場合があります。
iPhoneを強制的に再起動する
初期化
iPhoneを初期化
iPhone、iPad、iPod を工場出荷時の状態に戻す
DFU復元
iOSのDFU(デバイス・ファームウェア・アップデート)モードはインストールされている全ソフトウェア・ファームウェアを再インストールできます。
iPhone、iPad、iPod touch をアップデート/復元できない場合
サポートに問い合わせる
初期化やDFU復元以外の方法で対処してもタッチパネルが反応が改善しない場合は、取り敢えずサポートに問い合わせたほうがいいでしょう。
Apple サポート
Androidは機種のマニュアルなどでサポートの連絡先を確認してください。