高根の花は間違いではない?高嶺の花が正しいというわけではない

「高根の花」ではなく「高嶺の花」が正しいと思っていましたが日本語の扱いは難しいですね

goo国語辞書では
「高根の花」で検索すると
一致する情報は見つかりませんでした。

「高嶺の花」の結果は以下のように表示されます。

遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの、あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ。

「高根」で検索すると
「高嶺」の結果にリダイレクトされてしまいす。

たか‐ね【高×嶺/高根】の解説

高い山。高い峰。「富士の―」

ということで「高根」と「高嶺」は同義として扱われているわけです。

新聞の場合は常用漢字に「嶺」がないため、「高根の花」と表記されます。
常用漢字とは、内閣告示の「常用漢字表」にあげられた漢字で、
一般の社会生活で漢字を使用する際の目安として示されています。

ただ一般的な認識では「高嶺の花」だと思いますので
「高根の花」には違和感があります。

「高根の花」では個人的な主観ですが、なんとなくバカっぽく感じてしまうんですよね。

「高根の花」に違和感を持っている人のTweetもチラホラありますね。

ただ、「高根の花」の表記でも正しいということを知っておかないと、
自分の認識不足が疑われてしまう可能性がありますので
知っておくことは大事です。

自分の思い込みだけで相手の誤りを指摘してしまうと、
後々大変なことになってしまうこともありますから、
間違いを指摘するときは慎重に行動しなければなりません。

知ったかぶりをして逆に自分の愚かさ晒してしまうこともあります。

常に、自分の考え方は間違っている可能性があると思って行動したほうが、
トラブルに巻き込まれる確率は低くなるでしょう。

自分を過信せず相手を慮って行動するようにしたいものですね。