特別展「本阿弥光悦の大宇宙」は東京国立博物館にて開催。
戦国時代に活躍した本阿弥光悦(ほんあみこうえつ・1558~1637)は、多彩な造形芸術に挑戦し、斬新で卓越した作品を残しました。それらは日本文化の発展に大きく寄与しました。ところが光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のように奥深く、その全貌を把握することは困難です。
この展覧会では、光悦の書や陶芸など自らの手で創造した内面の表現と、同じ信仰を持った工芸師たちと共同で制作した蒔絵など時代の状況に対応した外面の表現とをつなぐものとして、本阿弥家の信仰と、当時の法華町衆の社会を見ていきます。造形芸術の最新の研究成果と信仰の実態とを対比することで、光悦を総合的に理解しようとする試みです。
「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)と評された光悦が、深い信仰のもとに堅固な精神を持って美の感覚に基づいて作り出した様々な芸術の逸品は、現代の私たちの目にどう映るのでしょうか。本展でご紹介します。
本阿弥光悦(出典 wikipedia)
本阿弥 光悦(ほんあみ こうえつ、永禄元年(1558年) – 寛永14年2月3日(1637年2月27日))は、江戸時代初期の数寄者。通称は次郎三郎。号は徳友斎・自得斎・大虚庵など。
開館時間・アクセス・駐車場
会場:東京国立博物館 平成館(上野公園)
展覧会の開催期間:2024年1月16日(火)~3月10日(日)
休館日:月曜日、2月13日(火)
(ただし、2月12日(月・休)は開館)
開館時間:9:30~17:00
※入館は閉館の30分前まで
東京国立博物館へのアクセス・地図・駐車場情報
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=113
※東京国立博物館には駐車場がありません。
※車椅子で来館の場合は東京国立博物館総務課までご相談ください。
楽天市場で買い物をしないという人でも、宿泊施設の他に高速バスや航空券のクーポン割引がありますので、取り敢えずチェックしてみるのもいいでしょう。
楽天トラベルのクーポンを日程・場所から検索ができるページは
https://travel.rakuten.co.jp/coupon/
また、楽天トラベルスーパーSALEが毎年3月、6月、9月、12月に開催されます。
このときは激安価格で国内外旅行ツアーが予約できたり、特別クーポンも発行されます。
大阪などに巡回して開催される予定はありません。
章構成
第1章
本阿弥光悦の家職と法華信仰―光悦芸術の源泉
光悦は本阿弥家という刀剣の磨きや鑑みなどを仕事とする家に生まれました。刀剣の美しさを見極める目と刀剣を通じてできた人間関係が、光悦の晩年になってからの多様な芸術活動の土台になりました。そして、本阿弥家は法華宗に心から信頼し、光悦もまた熱い法華信者でした。光悦が最後に京都・鷹峯で開いた光悦村には、法華教でつながった色々な美術工芸の分野の職人たちが集まったと考えられます。この章では、本阿弥家の仕事と信仰に関する品々を見せながら、光悦の芸術の根源を説明します。
第2章
謡本と光悦蒔絵―炸裂する言葉とかたち
鉛板を使って大胆に作られた螺鈿の美しい蒔絵の技術は、近世の始まりに急に現れました。俵屋宗達の影響を受けたデザインで、自由奔放な魅力を持つこのような漆工芸品は、今では「光悦蒔絵」と呼ばれています。その理由は、本阿弥光悦が何かしらの方法でかかわっていたと推測されるからです。特徴的な表現やモチーフには、光悦がとりわけ愛した謡曲の文化の影響が見られます。「光悦蒔絵」の姿を再び明らかにするために、革新的な形になった造形の過程と、それを解釈する文学的な世界を紹介します。
第3章
光悦の筆線と字姿―二次元空間の妙技
光悦の書の代表作である和歌巻は、独創的な料紙の図柄を使っています。その書は、太さの違う筆線のコントラストと、下絵に合わせた巧みな散らし書きが特徴です。しかし光悦の書の魅力は、華やかな装飾性だけではなく、法華宗に関する書に見られるように、鋭い筆圧で書かれた書は、光悦の深い信仰心を表しています。書状では、しなやかで豊かな筆線が、光悦の天性を伝えるとともに、晩年に目立つようになった筆の傾きは、中風との戦いの痕跡と推測されます。この章では、表情豊かな筆線と字形を通して、能書と称された光悦の、人間的な表現力に目を向けます。
第4章
光悦茶碗―土の刀剣
光悦の茶碗は、口づくりや腰、高台の造形が多様で、型にはまらない独自の魅力があります。箆で削った跡を思い切り残したり、土の質感をそのまま生かしたり、一つ一つが豊かな個性を持っています。江戸時代の平和な時代に入ったころ、光悦は鷹峯の土地を与えられた元和元年(1615)から、樂家の二代目・常慶とその息子の道入と親しくして、茶碗づくりに取り組んだとされています。今でも圧倒されるほどの迫力を持つ名品の数々を通して、その創作の歴史を辿ってみましょう。
本阿弥光悦展の混雑状況・待ち時間
待ち時間や混雑状況は特別展「本阿弥光悦の大宇宙」公式サイトや
公式X(ツイッター)に掲載される可能性がありますからチェックしてください。
また、一般の方のTweetで混雑状況や待ち時間をチェックする場合は
「本阿弥光悦展 OR “本阿弥光悦の大宇宙” 混雑 OR 混み OR 待ち」
などのキーワードでX(ツイッター)検索してください。
検索キーワードを入力するのが面倒な場合は、
以下のリンクで検索結果を表示してください。
リアルタイムのX(ツイッター)検索結果を表示
本阿弥光悦の大宇宙展の混み具合が分かるTweetが表示されます。
一部 本阿弥光悦展と無関係のTweetも含まれる場合があります。
Tweetがない場合は、それほど混雑していない可能性があります。
Googleマップでもリアルタイムの混雑状況や交通情報をチェックすることができます。
東京国立博物館 平成館の現在の混雑状況と周辺の渋滞状況はコチラ
曜日ごと(土曜・日曜・平日)の混雑する時間帯もチェックできます。
スマートフォンの場合は
「Google Maps(グーグルマップ)」アプリで表示しないと
混雑状況が確認できないようです。
https://support.google.com/business/answer/6263531?hl=ja
混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間は、Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーから集計した匿名データをもとに割り出されます。こうしたユーザーからの訪問データが十分に集まっていれば、お客様の店舗の混雑する時間帯、待ち時間、滞在時間が表示されます。これらの情報はビジネス情報に手動で追加することはできず、お客様の店舗の訪問データが十分にある場合のみ表示されます。最新の訪問情報はリアルタイムで更新され、混雑する時間帯のグラフに重ねて表示されます。
Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーのみが対象になっているデータですが、ある程度は参考になると思います。
Googleマップの情報は本阿弥光悦展だけの混雑状況ではなく、
東京国立博物館 平成館全体の混雑状況です。
グッズ
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」のグッズには図録,ペーパーナイフ,ステッカー,クリアファイル,湯呑み,舟橋蒔絵硯箱マスコットキーホルダー,マスキングテープ,筆ペン,Tシャツ,トートバッグなどがあります。
本阿弥光悦展のグッズ情報はコチラ
本阿弥光悦展の所要時間
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」で展示されている作品は約100点です。
出品リストはコチラ(PDF)
一部展示替えがあります。
音声ガイドの所要時間は約30分ですから、
混雑状況にもよりますがササッと観るのであれば
1時間ぐらいで鑑賞できるとは思います。
じっくりと鑑賞したい作品もあると思いますので
時間に余裕があるときに行くことをオススメします。
音声ガイドナビゲーターは俳優の中谷美紀さん。
音声ガイド貸出価格は650円(税込)
音声ガイドの詳細はコチラ
日によって混み具合が異なり、所要時間に差が出るため、リアルタイムで所要時間など時間に関係するTweetが表示されるリンクを掲載。
X(ツイッター)検索結果を表示
一部 所要時間と無関係のTweetも含まれる場合があります。
また、所要時間に関するツイートが無い場合もあります。
チケット
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」のチケット料金
カードNFT付前売券
一般前売券と同じ料金で、さらに本展出品作の作品画像、作品解説などを記載したカードNFTが入手できるお得なチケット。
ご購入いただいた枚数に応じて、全4種類の中からお好きなカードNFTをお選びいただくことができ、4枚以上のカードNFTを獲得した方は通常のカードNFTとは異なる豪華なデザインのプレミアムカードNFTが1枚付与されます。
料金:1,900円(税込)
※一般のみ
販売場所:公式チケットサイト(ART PASS)
※数量限定です。
※ART PASSへの会員登録が必要です。ご登録いただくとART PASSのマイページにNFTを受け取るためのサイトのリンクが表示されます。
※入手されたカードNFTは、他のウォレットへの移動や無償での譲渡も可能ですが、有償での販売はできません。
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」・「中尊寺金色堂」セット券
東京国立博物館 本館 特別5室で開催される建立900年 特別展「中尊寺金色堂」(2024年1月23日(火)~4月14日(日))と本展の2展をご覧いただけるセット券。
建立900年 特別展「中尊寺金色堂」の詳細はコチラ
料金:3,000円(税込)
※一般のみ
利用期間:特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 2024年1月16日(火)~3月10日(日)
建立900年 特別展「中尊寺金色堂」 2024年1月23日(火)~4月14日(日)
販売場所:公式チケットサイト(ART PASS)ほか
※本セット券でどちらの展覧会からご覧いただいても問題ありません。また、別日での観覧も可能です。
平日限定音声ガイドセット券
一般前売券1枚と本展の音声ガイド機レンタル引換券1枚のセット券。当日会場で音声ガイド機1台をレンタルするより150円お得。
料金:2,400円(税込)
※一般のみ
販売場所:ローソンチケット、Boo-Wooチケット
※数量限定です。
※土・日・祝日・休日はご利用いただけません。
※会場内の音声ガイド貸し出しカウンターにてお引換ください。
※本セット券で音声ガイドアプリはご使用になれません。
※音声ガイド単体の貸出料金は650円(税込)です。
※音声ガイドは日本語版のみです。
前売り券
一般 | 1,900円 |
大学生 | 1,100円 |
高校生 | 700円 |
当日券
一般 | 2,100円 |
大学生 | 1,300円 |
高校生 | 900円 |
※東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生の方は、当日券を1,100円(200円割引)でお求めいただけます。正門チケット売場(窓口)にて、キャンパスメンバーズ会員の学生であることを申し出、学生証をご提示ください。
※前売券および企画チケットは、東京国立博物館正門チケット売場での販売はございません。
※本展チケットで、当日に限り、総合文化展もご覧いただけます。
定価より安くチケットを入手したい場合は、
ラクマやヤフオクなどネットオークションに出品されていることもありますから、
チェックしてみてください。
ヤフオクの過去のデータを見ると無料観覧券が1,500円ぐらいで落札されているようです。
ヤフオクの本阿弥光悦展チケット出品状況はコチラ
ラクマの本阿弥光悦の大宇宙展チケット出品状況はコチラ
メルカリの本阿弥光悦展チケット出品状況はコチラ
金券ショップでもチケットを販売している場合があります。
展覧会のチケットは会期終了間近になると安くなるケースが多いです。