リビング・モダニティ展 国立新美術館の混雑状況・所要時間は?

グッズ

「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」のグッズには展覧会図録などがあります。

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東京展の開館時間・アクセス・駐車場

会場:国立新美術館 企画展示室1E、企画展示室2E(東京・六本木)

展覧会の開催期間:2025年3月19日(水)~6月30日(月)

休館日:火曜日
※ただし4月29日(火・祝)と5月6日(火・祝)は開館、5月7日(水)は休館

開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※最終入館は閉館の30分前まで

国立新美術館へのアクセス・地図・駐車場情報
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
http://www.nact.jp/information/access/
※国立新美術館には駐車場はありません。

最寄り駅

東京メトロ千代田線乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)

東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分

都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分

バス

都営バス
六本木駅前下車徒歩約7分
青山斎場下車徒歩約5分

港区コミュニティバス「ちぃばす」赤坂循環ルート六本木七丁目下車徒歩約4分
※運行系統、バス乗場については各事業者にお問い合わせください。

半日無料でとめれる駐車場や 一日最大料金が100円の駐車場もある
駐車場予約・駐車場検索サイト特P
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大阪に巡回して開催される予定はありません。

チケット




「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」のチケット料金

事前予約(日時指定)は不要ですが、混雑時には入場をお待ちいただく場合がございます。
チケットの詳細はコチラ

観覧料

一般 1,800円
大学生 1,000円
高校生 500円
※販売期間:2025年3月5日(水)10:00~6月30日(月)16:00

※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名含む)は入場無料

※中学生以下(学生証または年齢のわかるものが必要)は入場無料

※キャンパスメンバーズ、割引対象者の方は、割引対象物(学生証、職員証、割引引換券等)をお持ちのうえご来場いただき、国立新美術館チケット売場(企画展示室1E入口)で該当のチケットをご購入ください。

※会期中に当館で開催中の公募展のチケット、またはサントリー美術館および森美術館(あとろ割対象)で開催中の展覧会チケット(半券可)を国立新美術館チケット売場(展示室入口)で提示された方は、本展覧会チケットを100円割引でご購入いただけます。

※2階企画展示室2Eの展示はチケットをお持ちでないお客様も無料でご覧いただけます。

※学校等の教育活動でのご来館についてはコチラをご覧ください。

※その他の割引などお得な情報はコチラ

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ヤフオクのリビング・モダニティ展チケット出品状況はコチラ

ラクマのリビングモダニティ展チケット出品状況はコチラ

メルカリのリビング・モダニティ展チケット出品状況はコチラ

展覧会のチケットは会期終了間近になると安くなるケースが多いです。

展示概要

この展覧会では、20世紀から始まった革新的な住宅設計の試みを、7つの重要な視点(衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープ)から新たに考察します。特に注目すべき14の住宅作品を中心に、写真、図面、模型、家具、テキスタイル、雑誌などの多様な資料を通じて、20世紀の住まいの実験的取り組みを多角的に検証していきます。

1920年代以降、ル・コルビュジエやルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエなど多くの建築家たちは、新しい技術を活用して機能的で快適な住空間を追求しました。彼らの先進的なビジョンやアイデアは次第に一般の生活にも波及し、人々の暮らし方を大きく変革させていきました。

この展覧会では、当時の生活様式を根本から見直し、快適性、機能性、芸術性の向上を目指した建築家たちによる戸建て住宅を紹介します。1920年代から70年代にかけて建てられたこれらのモダン・ハウスは、国際的なモダニズム建築の流れを汲みつつも、それぞれの時代、地域性、気候、社会状況と密接に結びつき、住む家族の特性や個性を強く反映しています。理想の暮らしを追求した建築家たちの革新的アプローチは、各住宅の固有の文脈と不可分なのです。

同時に、これらの住宅は近代社会で生じた普遍的な課題に対する解決策でもありました。身体の清潔を保つための衛生設備、光と風を取り入れる開放的なガラス窓、家事負担を軽減するキッチン、暮らしを豊かにする家具や照明、そして住空間と一体化した自然環境は、20世紀に入り住宅建築の重要な要素となりました。こうした新しい住まいのコンセプトは、住宅展示会や雑誌などを通じて視覚的に広まっていきました。

約100年前に実験的な試みとして始まった住まいのモダニティは、人々の日常生活に浸透し、今なお形を変えながら継続しています。この展覧会は、現代の私たちの暮らしを振り返る機会ともなるでしょう。

みどころ

■戸建ての個人住宅 私たちの暮らしにかかわる展覧会
現代では、リビングやキッチンを中心に配置し、快適な水回りと家族の個室を備えた戸建て住宅が一般的に見えるかもしれません。しかし歴史的には、これは戦後の核家族化とともに定着した比較的新しい住居形態です。20世紀に広まった戸建て住宅は、住み手の理想を反映した多様な生活スタイルを生み出してきました。本展覧会では1920年代から70年代に焦点を当て、14の代表的住宅を通じて私たちの暮らしの基盤を再考します。

■有名建築家たちの住まいに対する熱いまなざし
展覧会で紹介する住宅を設計したのは、大規模建築も多数手がけた有名建築家たちです。彼らの創造性の根底には、日常生活への深い関心がありました。紹介される住宅の多くは建築家自身の自邸であり、新たな建築理念を実験する場でもありました。細部まで工夫を凝らした自邸からは、機能性や快適さの追求だけでなく、住まうことの喜びへの真摯な姿勢も感じられます。

■国内外から集結するさまざまな作品とイメージ
本展覧会には、日本国内はもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、ブラジルなどから貴重な作品が集められています。図面や模型、写真に加え、ミース・ファン・デル・ローエやアルヴァ・アアルトなどの建築家自身によるドローイング、彼らがデザインした家具や日用品、映像など多彩な内容を展示します。様々な作品やイメージを通して、住まいを多角的に検証します。

■100年前に誕生したモダン・ハウス、今も使われている名作家具や照明器具
展覧会で紹介される住宅デザインや、多くの建築家が住宅に合わせて制作した家具、照明器具は、現代から見ても非常にモダンです。それらの多くは今なお生産され、使用され続けています。私たちがよく目にする名作デザインの背景には、機能と形に関する時代を超えた普遍的な探求があったといえるでしょう。

■ミース・ファン・デル・ローエの未完プロジェクト「ロー・ハウス」の原寸再現
1階の展示に続き、2階の天井高8メートルの企画展示室2Eでは、ミース・ファン・デル・ローエの「ロー・ハウス」プロジェクトを原寸大で再現します。
本展覧会の大きな見どころとなる、近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969年)による未完の「ロー・ハウス」の原寸大再現は、幅16.4m×奥行16.4mという規模での原寸再現は世界初の試みとなります。ミースは「ロー・ハウス」について多くの計画案を残しましたが、実際に建設されたものは世界に一つもありません。参考となる写真や映像がない中、残された図面や資料をもとに模型を制作し、原寸大で実現しました。

また2階では同時代にデザインされ現在も使われている名作家具を体験できるコーナーやVR体験イベントも予定されています。トークイベントなども2階会場で開催されます。2階の展示は「ロー・ハウス」体験を含めて無料でお楽しみいただけます。

この展示制作にあたっては、国立新美術館で初めてクラウドファンディングによる資金調達が行われ、488名の方々から目標を上回る1,111万7,672円のご支援をいただきました。このご支援は展示制作費に活用されています。

展示構成

この展覧会では、20世紀の建築家たちが挑んだ革新的な住宅設計を、特に厳選された14の傑作住宅を中心に、7つの観点から紹介します。

■衛生: 清潔さという文化
HYGIENE: creating a culture of cleanliness

2020年の新型コロナウイルス感染症の流行が示すように、感染症との闘いは人類の生存にとって常に重要な課題でした。19世紀のヨーロッパでは都市化に伴う人口密集により、公衆衛生への関心が高まりました。医学の進歩によって病原体の特定や適切な処方が可能になると、住まいも科学的視点から見直されるようになりました。本展覧会で紹介するモダン・ハウスの浴室や洗面設備には、近代における清潔さや健康といった衛生概念と身体への新たな視点が表現されています。

■素材: 機能の発見
MATERIALITY: discovering physical functions

20世紀初頭には、鉄やコンクリートによる新しい構造技術が住宅建設に導入されました。ガラスの大量生産も実現し、住まいは従来の重厚な素材から解放されていきました。時代の変化に触発された建築家たちは、新素材だけでなく、木材やタイル、テキスタイルといった伝統的な素材にも新たな可能性を見出しました。この展示では、モダン・ハウスにおける革新的な素材活用法を紹介します。

■窓: 内と外をつなぐ
WINDOW: framing indoor / outdoor living

鉄とコンクリートによる新構造の採用により、窓のあり方が大きく変わりました。かつてのヨーロッパの石造建築では開口部のサイズに制限がありましたが、強度が増した建物には大きなガラス窓を設置できるようになり、日光や風を取り入れるだけでなく、窓越しに外の景色を楽しむことも可能になりました。これにより、室内と屋外の境界に対する考え方が根本的に変化し、窓を通じて内と外が融合するようになったのです。展示されるモダン・ハウスの個性的な窓からは、内外空間をつなぐ豊かな表現を見ることができるでしょう。

■キッチン: 現代のかまど
KITCHEN: modernizing the hearth

19世紀の産業革命期には労働効率が重視されるようになり、この考え方は住まいのキッチンにも反映されました。1926年にドイツのフランクフルトの集合住宅向けに設計された「フランクフルト・キッチン」は、少ない動きで効率的に調理や配膳ができるよう工夫された、現代のシステムキッチンの先駆けでした。従来、炊事場はヨーロッパでは地下、日本では土間など住まいの裏側に配置されていましたが、核家族化が進むにつれて、食堂や居間に近い、家族が集う明るい中心的な空間へと変化していきました。この変化には女性の多様なライフスタイルも反映されています。モダン・ハウスのキッチンには、家事労働に対する社会的価値観の変容が映し出されているのです。

■調度: 心地よさの創造
FURNISHINGS: creating comfortable living

19世紀のヨーロッパでは、過去の様式を無秩序に模倣した粗悪な量産品が氾濫したことへの反省から、様々なデザイン運動が起こりました。20世紀にこれを継承し、後世に大きな影響を与えたのが、1919年にドイツのヴァイマールに設立されたバウハウスです。バウハウスは織物、金属器、照明や家具など日常品に、機械生産にも適合したシンプルで機能的なデザインを施しました。また、空間に統一感と快適さを求めた多くの建築家たちは、家具なども自らデザインしました。本展覧会では、人々の美意識さえも変革したバウハウスの作品をはじめ、20世紀の暮らしを彩った多様な調度品を紹介します。

■メディア: 暮らしのイメージ
MEDIA: visualizing the dwelling

19世紀の写真発明や印刷技術の向上を経て、20世紀に入るとマスメディアとしての新聞や雑誌の影響力が一層強まりました。建築家やデザイナーもこれを意識し、ル・コルビュジエや藤井厚二などは自らの理念を文章や画像で広めようとしました。また1927年にドイツ工作連盟が開催した「住居」展のように、20世紀以降、戸建て住宅の普及とともに住宅展示も広く行われるようになりました。本展覧会では、理想的な暮らしのイメージを伝えるメディアとして、書籍、雑誌、住宅展示などを取り上げます。

■ランドスケープ: 住まいと自然
LANDSCAPE: living in nature

人工的な住空間を、地形を含めた自然環境にどう位置づけるか。自然との調和を求めるランドスケープの課題は、20世紀のモダン・ハウスにとっても重要なテーマとなりました。私たちは大きなガラス窓を通して、四季の移り変わりや成長する植物を身近に感じることができます。これは窓の役割だけでなく、衛生にも関わる問題です。急速な近代化によって失われた自然とのつながりを住まいに取り戻すことは、心身の健康にも寄与するからです。本展覧会では、ランドスケープという視点から、住まいと自然の調和を目指した試みについて考察します。