婚活パーティーで医師と出会って結婚するは幸せなのか?

婚活で結婚

20代で婚活パーティーに参加し、
お金持ちの医者と出会って結婚したいと望んでいる方もいます。

裕福であれば医師でなくても問題ないという方もいれば、
医者のステータスが欲しいという方もいますよね。

結婚相手の内面ではなく、バックグラウンドを重視していると
実際に結婚したときにこんなはずではなかったと後悔する可能性が高くなります。

スポンサーリンク



医者と結婚したいと思うのであれば、結婚した後にどのような生活が待っているのか十分にシミュレーションしたほうがいいでしょう。

子供を望むなら、お受験は避けられないかもしれません。
それに伴う父兄との関係もあります。

また、ホームパーティーなどを自分で準備して開催しなければならないこともあります。

結婚に伴い様々な人間関係を上手に構築していく必要が出てくるわけですから、ある意味会社で働くよりストレスが溜まってしまうこともありえます。

病院勤務の医師の場合は、転勤が多いケースもあります。
慣れない土地での生活で友達もできずに精神的に参ってしまうこともあるようです。

医療ミスや院内感染などのリスクもあります。

ここまでネガティブなことを書きましたが、
これは特に医者と結婚したらという話ではありません。
結婚するということは楽しいことだけではなく、
煩わしいと思うことも発生してしまうのです。

現在は金銭的に余裕がある人でも、今後どうなるかは分かりません。
逆に貧乏な人が大金持ちになることもあり得ます。

いろいろと考えても仕方がないので、
とりあえず結婚してダメそうだったら離婚するという
考え方もありだとは思いますが...

理想の人を効率よく探す方法

会った瞬間にこの人だと思える出会いがある人は
なかなかいないでしょう。

日本だけに限定したところで、
生きている間に全員に会うことは不可能ですから、
どこかで折り合いを付けなければなりません。

できるだけ自分の理想に近い人を探すには、
結婚相談所や出会い系サイトに登録するなどして
とにかく10人と付き合い、その中で一番良かった人の詳細を
記憶に留めておくという方法があります。

その後、10人の中で一番良かった人を超える人が現れたら
その人が自分の理想とする人に限りなく近いと割り切って
理想の人を探すことをそこで終わりにします。



運命の人はいない

「運命の人」の定義は人によって違うと思います。
漠然としたイメージの存在ですが、
はっきりと存在を否定されてしまうと
腑に落ちない感じもします。

『幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えII 』
に運命とは、自らの手でつくり上げるもの、
運命の人を求めるのではなく、
運命といえるだけの関係を築き上げることが大事だ
と書かれてました。

「運命の人」に出会って結婚したという人もいると思いますが、
「運命だと信じること」を決意しただけだと記述されています。

 

過大なありもしない理想を持ち出し、
「もっと理想的な、もっと完璧な、もっと運命的な相手がいるはずだ」
とありとあらゆる候補者を、自らの手で排除して
「出会いがない」と嘆いている人もいます。

また、年収や職業など条件を付けて相手を探している人もいますよね。

このような人は、能動的に「運命だと信じること」ができず、
受動的に相手から運命だと信じさせて貰うことを
望んでいるのでしょう。

そのため、結婚詐欺師のような悪意を持った人に
コントロールされやすい傾向がありますし、
占いに嵌まってしまう可能性もあります。

 

運命という言葉には、何かしら宗教的なものを感じます。

強者が弱者を従わせるために使うこともありますよね。
どうすることもできないと思わせるにはいい言葉です。
なんとなく納得させられてしまいます。

使い方によっては、
受動的な人間を作り出す言葉なのかもしれません。

 

人は、いろんなところで影響を受けています。
映画、小説、ドラマ、漫画など「運命」という言葉はよく出てきますよね。
ヒット曲の歌詞にも使われていることがあります。

そのため、潜在意識に刷り込まれているのではないでしょうか。

大きな決断をするときには、
何に影響されたのかを冷静になって、
考えてみたほうがいいでしょう。

誰かにコントロールされている可能性もあります。

 

運命についてネガティブなことを書きましたが、
「運命の人」だと信じることができる人に出会えた人は、
幸せな方だと思います。

ただ、「運命の人」という言葉は、
疑心暗鬼にさせてしまう言葉でもあります。
何かしらのきっかけで、
違っていたのかもしれないと自信をなくしてしまう
可能性があります。

運命といえるだけの関係を築き上げるには、
自分自身でも努力していく必要があります。
相手だけに頼っている関係では、
いつか崩れてしまうでしょう。

運命という言葉を受動的に捉えず、
能動的に考えることが大事なのだと思います。